第2号・増刊号 2008年8月 【ダンモ世界を行く】

<目次> -----------------------------------------------------------------
 1 ♪ダンモ・世界を行く 〜踊る姿はセックスそのもの!...(ブラジル編)
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 2 ♪ビータ世界見聞録 〜インドは寒い+女性は「呑ませて」 ...(インド編)
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[ Intro...♪ ] 残暑お見舞い申し上げます

ダンモOB会の皆様、メルマガの第2号の特別増刊号をお送り致します。本号では海外の話題を中心に投稿いただいた原稿をまとめてみました。2号でまとめて、と考えたのですが... どうも1本のメールとしては分量が大きくなりすぎて読者の皆様に最後までお読み頂けないのではないか、との声もあり、分割してお送り致すことにしました。

メルマガ発行に関しては存外にいろいろと障害があり、また不肖編集長の手際の悪さや経験不足もあって、いつも発行が遅れてしまう傾向にあります。 皆様には大変申し訳ないと反省しきりでございます。 今後改善していく所存ですので、何卒ご容赦の程お願い申し上げたく。

(メルマガ初代編集長・OB会幹事長 槙島和宏)


[Theme (1)...♪]

それでは大先輩の加藤正孝さんの記事をご紹介します! 加藤さんは現在米国ハワイ在住ですが、幸いなことに昨年のOB会に参加いただける機会を得て、素晴らしい演奏も聴かせて頂きました。 ハワイにご帰国後にお話する機会があり、下記の記事をハワイからご投稿頂きました。 いくつかの国のお話をシリーズでおうかがいしたいと思っていますが、もちろんハワイの記事も書いて頂きたいと思っています。 乞うご期待!

 
[Improvisation ...♪]
★ サンバを踊る姿はセックスそのもの!? ...(世界のダンモ・ブラジル編) ★
(寄稿: 2008年5月6日 加藤 正孝 1962卒・トランペット)

...1971年から1977年の6年間、ブラジルに住みました。始めの3年間は富士フィルムの駐在員として、後半の3年間は、ブラジルで出来た友人達と小さな会社を持ったためでした。 早稲田を卒業する直前に、やっと買えたラッパ(めずらしい英国製セルマー)を勿論携帯して居た訳ですが、始めの3年は、仕事に追われ、ラッパを吹く環境にはありませんでした。

ブラジルでは、当然のことながらサンバが音楽の中心で、ジャズは全くと言ってよいほど街(サンパウロ)では聞かれませんでした。 それでもレコードショップには、ジャズのLPが結構置いてあり十数枚は買いました。 中には不思議なLPがあって、発売していた会社に問い合わせしましたが、何故か判らずじまいとなりました。 Miles Davis のGreat Hit という アルバムの中の Someday my princess will come の、Hank Mobley のソロの次にあるべきColtrane のソロが抜けているんです! 日本に置いてきたオリジナルのアルバムと全く同じ録音なのに、一番聞きたかったColtraneが抜けている、なんて信じられませんでした。 今だに「どうしてだろう?」と、疑問符のままです。(笑)

富士を辞めて再びサンパウロに戻ってからは公私ともに自由なインプロヴァイズが出来、日本人ジャズ仲間も出来て生活を楽しみました。テナー、ピアノ、ベース、タイコ、ギターと私のラッパのSixtet でした。学生時代に演奏した曲を思い出しながら譜面を作ったり、皆仕事の合間に集まって一生懸命練習に 励んだので、何とか一丁前の音に少しは近づくようになりました。

サンパウロにも結構ジャズの大御所が来て聴きにも行きました。Cannonbal, Sara Vaughn, Miles Davis... 但しMiles Davisには驚きと失望でした。 電気ギター4本と電気ベース、ドラムとパーカッションで、全くのハードロックミュージックだったんです。 信じられなかったです。神様が悪魔になってしまったような印象で、耐え切れずに途中で出てしまいました。 Miles は進化しすぎて付いていけませんでした(笑)が、昔のMilesはやはりラッパの神様の一人でしょう!

Bossa Novaはジャズの世界に大きな影響を与えましたが、ブラジルではやはりサンバが中心です。 (他にショーロと言うポルトガル発祥のフォーク音楽も時々聞かれましたが)、ボサノヴァは一般的には余り好んで聞かれていませんでした。 ブラジル人に言わせると「ボサノヴァはJobinがNew Yorkで作った音楽なので、ブラジルの音では無い」..んだそうです。

金曜日の夜には、街のあちこちにあるサンボンと言うサンバのナイトクラブに行き、ピンガと言う砂糖キビから作った酒を飲んで夜通しサンバを踊りまくるのが楽しみでした。 今でもジャズ以外ではサンバのリズムが鳴ると体が自然に動き出します。(ついでながらブラジルの女性は良かったです! 特にサンバを踊る姿は、セックスそのものでした。)

ブラジルからは、Jobinを中心に名曲が沢山作られて世界中で演奏されています(他のコンポーザーの知られていない曲でも、素晴らしい曲が沢山あります)が、ジャズのプレイヤーとしては殆ど知られていないと思います。 私の知っている範囲では一人だけ、Steve Cujaraと言う、すごいフルート奏者がいますけど。 (編集長・飛入りコメント: Steve Cujaraは皆知ってるでしょ!)

1977年にブラジルを去る時にジャズ仲間と結構大きなホールでコンサートを開きました。 余り娯楽の無かった頃だったので、立ち見が出る程超満員の観客に、ちょっとビビりました。 その時にピアノを弾いた久さんは、ヴァイブ奏者なのですが、壊れたヴァイブのパーツが手に入らなくて、仕方なくピアノを弾いていたわけですが、もともと日本にいた頃は米軍キャンプでヴァイブを弾いていたし、明治大学のジャズグループ、メランコリーキャッツの創始者の一人で、その後日本に戻り、今でも、メランコリーキャッツのOBバンドで活躍しています。 私もいまだに親しく交友関係にあり、昨年春私が帰国の際には80人ぐらい参加したメランコリーのOB会に連れて行かれ、セッションに参加しました。 勿論「早稲田ダンモ研OB」として紹介され、恥ずかしくないように吹けたと思います。

(次号 「ロサンゼルス編」に続く...)

 

[Theme (2)...♪]

メルマガでは、意外と国際色豊かなダンモOB面々の「見聞録」を、おまけの様に掲載して考えています。 音楽に関係することしないこと、何でも結構ですので、海外でのOB各位のご経験など面白いお話がありましたら、是非ご投稿頂きたいと存じます・ 何卒宜しくお願い申し上げます。 ...今回は、会長をご紹介したついでに最近の会長の「インド体験」を少しお送りします。ま、「ダンモ流・地球の歩き方」というところでしょうか...(笑)。

 
[Improvisation ...♪]
★ ビータ世界見聞録 〜インドは寒いぜ+女性は「呑ませて」 ...(インド編) ★
【インド速攻旅行... 〜ワシもインドでのけぞった!】
(木嶋会長)

インドに行くと、女性達が手を合わせ「呑ませて!」と言って来るので、オジサンでもいいのかなと鼻の下ズルズルにしていたら、 「ナマステ」というヒンディー語の挨拶でした。(オヤジギャグで失礼しました...)

♪ インドが暑いとお思いの方々...
インドも冬は寒いのです。 ムンバイとかは確かに暑いのですが、ヴァラナシィ(ベナレス)や、デリー、アグラなどは北方に位置し、朝・夕はとんでもなく、日本の冬同様に寒いのです。 暑いと思って半そでシャツやコッパンみたいなモノばかり持って行ったので、仕方なくヴァラナシィでリーバイスを見つけ、デニムとスウェットを買いました。 写真はその寒さが分かると思います。


インドも冬は寒い

 

♪ カレーは美味い....
行く前は、インドのカレーは本場にも拘らず大して美味くないとか、インドのカレーは味がしないらしいとか言われて行きましたが、とんでもない! やはりインドのカレーは美味かった...。 2週間ほどの間、朝昼晩ほとんどカレー漬けでしたが、小生はまったく飽きませんでした。 豆のカレー、ヴェジタブルカレー、マトンのカレー、チキンカレー、ジャガイモの入ったスープカレーのようなものまで、種類も豊富でレストランごとにも味が異なり、でもカレーで、とにかく満足。 オマケに腸にも良いようで毎日快便。じゃんじゃか出ます。 そして色はカレー色。 日本に帰って体重を量ったら行く前より減っていました。

♪ 何でもあり.....
いろんなことに驚いたインドですが、終盤で驚いたのが、幹線道路の逆走。数時間のバス移動につき物なのが、トイレ休憩。 アグラ(タージマハルのあるところ)からデリーに向かう時ですが、2時間ほどでトイレ休憩を取ることになりました。 走行路は幹線道路と思しき片側3車線はあろうかという結構広い道路で対向車もそれなりに走っています。 ところがトイレは対抗車線側にあり、どうするのかと思いきや、途中で切れている中央分離帯の裂け目にバスの鼻頭を突っ込みそのまま対向車線に...。 少なくとも直ぐに路側帯に入るかと思ったらとんでもない、堂々と(?)真ん中の車線を数百メートルも走り続けたのです。 対向車も驚く訳でもなく、勝手によけてくれます。 何でもありのインドでしたが、これには口あんぐりでした。

(他にも色々ありましたが、また次の機会に...)


▲ タジマハルの前で。着ている服は「クルタ・パジャマ」というインドの民族衣装です。
でも「くれたパジャマ」ではなく「借りたパジャマ」です。


堂々と歩く野良ウシ


▲ 有名なカジュラホのミトゥーナ
(カーマスートラ)


▲ ガンガー(ガンジス河)の朝日。
みんなこれも拝みに
早朝から集まります。
(会長インド編、お終い...)

[ What's Next?...♪ ]
3号に含めるか、はたまた増刊号発行になるか... ダンモ海外編の次回はオランダ・ロッテルダムで活躍するピアニストの女性OBからの記事をご紹介したいと思っています。 記事が足りない場合には、編集長の中東駐在記も視野に入れておりますのでご期待下さい!(笑)

[ Ending...♪ ]
2号「What's Up」でもご紹介しましたが、今後もOB会の皆さんの親睦を目的として、特に記事の内容を限定せずに本メルマガにて皆様の活動のご報告を紹介していきたいと存じます。皆さんからの寄稿が沢山集まれば今後も定期的に刊行することができますので、是非ご協力の程お願い申し上げます。 本メルマガへの寄稿・ご意見・お問合せ、またその他OB会に関するお問合せは下記までどうぞ!
ダンモOB会メルマガ編集室: danmo_ob-ml@googlegroups.com

最後までお読みいただき、有難うございました!
早稲田大学 モダンジャズ研究会 OB会 メールマガジン
編集長・槙島和宏(ts・82年卒)

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