ジャズが凄く熱かった30年..

2012-02-25

 ♪そう言う訳で、昨夜は僭越にもモンク没後30周年と銘打ったライブをやらせて頂きました。朝は冷たい雨、夜半は汗ばむほど気温が高く、深夜はとても冷たい風が吹くイヤな日でしたが、お運び頂きました皆様、本当に有難うございました。 昨夜は独断と偏見で、モンクの次の曲をピックアップさせて頂きました。
 ♪Reflections・Evidence・Ask me now・Nutty・Ruby, my dear・In walked Bud・I mean you・Monk’s mood・Bemsha swing・Panonica・Round midnight・Well, you needn’t・Rhythm-a-ning・Blue Monk (計14曲)

 

..さて、昨夜の演奏の評価はともかく、前回話題に出した「モンクの自作自演で最も録音回数が多かった曲」です。

..例えば63年に来日した時にサンケイホールで何日か行われたライブ録音では、テイクの違う同じ曲が何度か出て来てるようで、本人の死後にリリースされた録音もありそうなので「これが正解」というのは無いのかも知れませんが、少なくとも本人がアルバム・リリースとして認知していたと思われるレコードの中では、一番多かったのは14回の録音をしている「Epistrophy」でした。 小生は調べる前に「恐らく’Round about midnight」だろうと思っていたのですが、この曲は2位で13回(笑)。 Epistrophyは、彼の有名なドルフィーのLast dateの録音しか記憶に無かったので、それが1番というのは超意外でした(笑)。でも調べたら実はこの曲は1942年の作曲。とても古い曲だから、当然演奏の回数も多い? でも、48年にリリースしてる「Genius of Modern Music」では既に有名曲は皆入ってる感じですね(笑)。 ちなみに、Eric DolphyのLast Dateは彼の遺作で東京オリンピックのあった1964年の録音、モンクが来日したのはその1年前の63年、ですね。

昨夜は色々、「あの頃」「その頃」を思ってモンクのサウンドに浸った1日でありました(笑)。 ちなみに、モンクの死んだ82年は、記録上小生がダンモ研を卒業した年です。今年は没後30周年ですが、モンクの最初の録音(41年)から最後のロンドン・コレクション(71年)までも丁度30年。 ジャズが多くの愛好家に夜な夜な活き活きと語られていた「あの頃」でありました。「モンクは下手なのか、上手いのか」と言う話題で一晩過ごせたかも知れない、若い頃の自分も思い出しましたね(笑)♪

3 thoughts on “ジャズが凄く熱かった30年..”

  1. ヘ・ン・タ・イな曲 (良い意味で) が多いという点でも、コールポーター作品は特異性が大。【匿名希望】

  2. 幹事長が文句の曲を14曲も演奏するのが分かっていたら、23日に聴きに行きたかったね。モンクのバンドではチャーリー・ラウズ、ハロルド・ランド、ジョン・コルトレーンとテナー奏者がバリバリやっていましたね。「ブラックホーク」でのクラブ演奏、グラスの音なんかがして、リラックスした雰囲気でのモンクは僕のお気に入りの1枚です。
    今日はモンクのCD「monk’s music」のEpistrophyを聞いてみよう。
    モンクの曲は素晴らしいね! by 前田連望

    1. モンクにはテナーですよね。 アルトとかパツラもありかも知れないけど、何といってもテナーが合いますね(笑)。 マイルスが「俺のソロの時は弾かないでくれ」と言ったという話は有名ですが.. ひょっとして倍音が関係していて、テナーの音との相性が良いのかも知れません。しかし、今回ライブやってモンクの緻密さに改めて敬意を感じます。 7歳年下だったバド・パウエルがモンクを「先生」と呼んだのは、年長者に対する敬意だけでは無かったと思います。もう後にも先にもああいうスタイリストは出てこないかも。 それ故、没後30周年を思う価値があると思ってます。単純なリズムパターン主体の最近のポップな音楽の対極にある気がします。若い人には魅力が無いのでしょうか? 昨年のコール・ポーター生誕120周年のライブの方がお客さん多かったし(笑)。【槙島拝】

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