3.11 震災復興支援コンサート@新宿 "J" を聴く

2012-03-17

2012年3月11日、新宿「J」で開催された早稲田大学の3つのジャズサークルのOBバンドによる「震災復興支援コンサート」を聴く。ダンモはニューオリに続く出場。As 渡辺康蔵 (OB会長)、Pf  矢橋功, Bs 野村進一、Dr 宇都宮荘太郎のカルテットである (敬称略)。追悼と復興祈念に想いを馳せたのか、7曲のうち半分以上が渡辺康蔵オリジナルという他サークルから見ても度肝を抜く選曲。普段の年次OB会とも異なる世界が静かに真摯に展開した。一曲終わる毎に「ダンモは…」「ダンモは…」とどこからともなく称賛の声。しかも進行が進むにつれてアドリブ技術とは別のことを称賛し始めたように感じたのは空耳だったか…。斜め向かいのご婦人、こみ上げるものがあったのか3曲目から目頭を押さえていた。 私自身も様々な風景が頭に浮かび心も浄化した気になった。

続くハイソOBの演奏は明るく色っぽく、ときに甘酸っぱい心くすぐる音楽だった。Bb Bluesの途中、「俺はダメだよ」と言いながらも担ぎ出されてしまったタモリ先輩のいつにも優る熱の入ったスキャットを皮切りに3サークル入り乱れたJamに突入した。応援に駆けつけたベースのチンさん(鈴木良雄先輩)も加わり、白熱した4時間余りのコンサートの終焉を飾った。会場提供下さった幸田先輩より「入場料に加えその間の売上金も岩手ジャズ喫茶連盟に寄付する」旨の話を聞いていた。私はひたすら飲むことに専念し復興支援の一助とさせて頂いた。他サークル含めた関係者の方々のご協力に感謝するとともに、三陸海岸のJazz喫茶復興が一日も早く進み、周辺の方々への憩いや希望の場として再度機能することを祈願している。

(浅井利浩 80年卒Ts)


当日の様子

(浅井撮影)