キューバ旅行記 2012

2012-05-07

6日目はキューバ航空でキューバ第二の都サンチャゴデクーバ (SDCと略、1514年スペイン人征服者ベラスケスによって設立) へ。例によって3時間前にチェックイン、待合室で日本からのお年寄りツアー (まー我々もそうですが) と遭遇、10日間の旅らしいが結構お高く、音楽目当てでもないお年寄りにも人気あるんだと感心する。SDCについてみると、自発的ガイド役のティコが出迎え、車も待機しており感心 (もっともこのティコ、よっぽど暇らしく特に報酬もなく最後まで付き合ってくれました。なおこの車の運転手さんも最後まで付き合ってくれましたが、非常に勤勉実直、時間に遅れたことは無かったです)。飛行場からその足で旧市街中心のParque Céspedesへ。午後の3時ごろにもかかわらずCasa de la Trova ではライブが進行中、ただでさえ暑いのにむんむんの熱気です。何とそこで綾ちゃん友人の早稲田出身ラテン・ボーカリストMakotoに会う、トローバ5フェスティバルで歌うという。そこでビールとソーセージを軽くやり、ホテルMelia Santiago de Cubaに入る。晩飯は近くの私営レストラン、住宅街一軒家の二階にありなんか奇妙な佇まい。メニューは一般的なるもシーフードカバブがあり、パエリャとともに頼む。パエリャは時間がかかると言われたが、どうせ飲んでるからと思い注文。でもその後延々と待たされ結局パエリャが先に出てきたので大笑い。でもそのお店、出るころには満員でした。今晩のライブは綾ちゃんのお友達 (こんなとこにもいるんです)、トレスギター奏者ハビエルが出ているSalon del Son。入場料2ドル払って中へ、薄暗い中数人の客、そのうちバンドが始まり、やはり粘っこいアフロキューバンのリズムとメランコリーなメロディー、ソンです。次がハビエルのバンド、トレスギターはさすがです。でも入場料2ドルでどうやって出演料払えるんだろうか不思議に思う。終わって真夜中のSDCを歩く、結構な人が夕涼みしてて賑やかでした。

翌日はSDC南にあるモロ要塞へ。断崖の上に立つ砦、1638年建立、カリブの青い海と空、当時はどんなだったかと思いを馳せる。見物後、入り江の見える私営シーフードレストランで昼。大ぶりの伊勢海老、エビ、魚、それぞれコースで10ドル、素材も本当に新鮮で、サラダの野菜も新鮮6、ワインもたっぷり頂き、またまた大満足です。その後旧市街の広場周りをぶらぶら、カーニバル博物館など見学。ここのカーニバルは7月の暑いさなかで、やはりいろんな恰好をして町を練り歩くスタイル。リオのカーニバルとは違いこじんまりして迫力あるとのこと。夜は町中のキューバ料理で、前菜のハムがなかなか。トレスのハビエルが飛び入り参加し、お店のギター弾きと合奏、聞かせます。食後の今晩のライブはまずCasa de Boleroでソン、次いでCasa de las Tradicionesでまたソン。ここまで来ると周りはさすが黒人ばかり(SDCはハバナに比べると純粋黒人の比率が圧倒的に高い)、音楽・踊りも粘っこく、deep Cubaです。 なお我々は行きませんでしたが、カストロの生誕地ビランはSDCの北方100 kmにあり、日本からのツーリストで訪れる人も多いようです。


  1. ^ トローバは今回の音楽祭の名前にも冠されてますが、19世紀にこの地方に発達した音楽で、ギターを抱えた吟遊詩人による弾き語りスタイル、音楽的にはボレロやハバネラが主だったが、後にソンが確立して流行すると、ソンも同意語のような感じになった。
  2. ^ キューバはオーガニック野菜が美味しいということで有名らしいですが、実はそんなに感じません。化学肥料が手に入らずやむなくオーガニック栽培が発達したとか。