ユーロのピアニスト (その1)

2013-04-28

ウラジミール・シャフラノフ / フィンランド

ホワイト・ナイト
    沢野商会はユーロのピアニストを数多く紹介してきました、彼もその一人です。
    アルバムはどれをとっても外れが無く素晴らしいのですが、これはジョージ・ムラーツ (b) とアル・フォスター (ds) という強烈なリズム陣がサポートしていて揺るぎがなく、ご存じの定番ジャズナンバーが気持ちの良いスイング感でジャズの醍醐味を伝えてきます。

フランク・アヴィタビレ / フランス

ライト・タイム
    フランスもジャズ大国で多くのピアニストがいるのですが、ユーロ各国から来ていることもあって、私にはフランス人だか他の国の人か分からないことも多いのです。
    アヴィタビレは間違いなくフランス人、ダンモ研の友人は「彼のトッチャン坊や顔を見ると聞く気になれなくなる」と言うのですが、天才少年ですから許してやってください。
    と言っていたのは十年以上も前のこと。お馴染みのナンバーをぐいぐいと引っ張って行きますが、今は亡き天才ベーシストのペデルセンの好サポートも聴きどころです。アルバムはこの他にもいろいろありますがどれも良いアルバムです。

ジョバンニ・ミラバッシ / イタリア

アーキテクチャーズ
    セツナイ美メロのピアニストで彼の右に出る者は無いといってもいいほどです。アルバムはフランス語で書かれていますが確かイタリア人だと思います。コンサートもクラブもなかなかチケットが取れなかった記憶があり、人気のほどが偲ばれます。ライブだと聴衆を意識してかアルバムよりノリノリになるのは不思議なもので、どちらも同じミラバッシではありますが、私はアルバムの方が好きです。
    アルバムは多数あり多少はコンセプトが違うこともあって好みが分かれるでしょうが、どれも良いアルバムです。
    救いようのないほど切ない音楽と言えばタンゴ、このタンゴをやっているアルバム『C minor』はタンゴ好きな方にお勧めです。

武冨 学 (鑑賞部 ’68)


Copyright © 2013–2018 Manabu Taketomi. All rights reserved. No part of this article can be reproduced in any form without the written permission of the author.
著作権について


2013/5/4 更新

参考